アシッド映画館 2002.2

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2.23
●オープニング
○DVD盛り上がってる。超話題の『ファイナル・ファンタジー』DVD発売。通常3800円、スピリチュアル版9800円。何がスピリチュアルやねん。坂口さんの「売れてくれな困る」という魂の叫び。アキが魅力的じゃない。ヒロインというよりも、普通の人。特別映像にアキの水着映像が。うれしいか？マニアはいるけど、あまりにかけ離れている。先生、見てないので何とも言えないが。
○先生、納得いかないことがあった。ジュラシック・パーク・トリロジー。スペシャルBOX4枚組。1,2,3とこれまで収録されてなかったインタビューやメイキングなど。店に積み上げられてあったが、発売2日後で売り切れ。全国で1万部限定だった。どの店でも売り切れ。世の中にそんなにジュラシック・パーク・ファンっていたの？って思った。俺は何で最初の見たときに買わなかったのか。自責の念。と思ったら、追加生産。限定ちゃうんか？買えるからうれしいけど。持っておくというのが満足だという人の、初回限定という優越感を無視したらいかんのちゃうの、と業界に警鐘。先生、レーザーディスクとDVD重複で何枚買ってるか。商業主義。むっちゃん、初回版とパッケージが違うんちゃうの。先生、店の人に確認したら「いっしょです」

●『モンスターズ・インク』
○オープニング曲からして良い。古めかしい感じ。CGを使ってるけど、古いパターン。レトロ感。
○1時間半、まさに大傑作という評判。リスナーからも否は無し。リスナー、スティーブン・キングが言うクローゼットとベッドの下の怪物なのに、かわいい。でも、テレビCM、泣かせる場面をプッシュしすぎ。見た人からしたら違う感じも、見たいという人が増えている。あの井筒監督が誉めている。
○しかし、アシッド映画館はこの映画にどうしても納得できない部分がある。リスナーの指摘は無かった。先生、2回見た。1回目、まあまあ面白かった。引っかかるところが無かった。はあ、面白かった。後に残らない。期待が大きすぎたところもある。鳥居さん、見た後、ワタシもねえ。かわいくて面白かったんだけど。子供が見たら理解が出来ないところがある。先生、2回目でその謎が解けた。大前提として、面白い。オープニングから30分は完璧。引っかかるのは、途中からこれまでと違うテンポで進んでいく所がある。ここで引っかかる人が多いと思ったが、指摘無し。あきらかに語り口調が変わる所がある。途中から先に答えを見せられる。これが、どうかな、と迷った。
○『トイ・ストーリー』を見た後の爽快感は無かった。あれ？と思ってもストーリーが進んでいって、取り残される。100%手放しで絶賛できない。なんかな。先生と鳥居さんだけか。先生「僕らが永遠の子供だから。逆。ひねくれてる」。
○ブーのかわいらしさ。「マイク大好き」と言ってるのは、英語。
○ローソンで大キャンペーン。パンフの2ページ目にフィギュアがズラーッ。買わな！「はまっとるがな」
→声をやってる人が楽しんでいる。吹替え版も良い。

●『アメリカン・スイート・ハート』
○『モンスターズ・インク』ジョン・グッドマンとビリー・クリスタルのかけあい。この映画にもビリー・クリスタル出演。だけでなく、製作、脚本にもからんでいる。世の中的にはジュリア・ロバーツの映画だが、アシッド的にはビリー・クリスタルの映画。映画の舞台はハリウッド。キャサリン・ゼタ・ジョーンズとジョン・キューザック。2人で1つ。観客は2人でないとダメ。山口百恵と三浦友和。ところが不仲に。なんとかしてくれとたのまれたのが、ゼタ・ジョーンズの妹ジュリア・ロバーツ。お姉さんのだんなに恋してしまっている。先生「えらい話やで」むっちゃん「ジョーンズとロバーツに競われるねんで」。いちおうラブストーリー。先生、ハリウッドの内幕、宣伝の裏側を見るのにいい機会。映画ファンは見ていて撮っても楽しい。カップルで見るのもいいけど。
○マスコミ関係者を集めてワールドプレミア。どんちゃん騒ぎ。むっちゃん「ほんまなんや」。先生「俺も行ってるけど、違う」
○この映画の成り立ち。監督はジョー・ロス。監督よりもプロデューサーの手腕が評価。6年間で史上シェア1位を6度。100億ドルを稼ぎ出している。独立してスタジオを作った1回目作品。このおっさんに頼まれたら行かなアカンで、というので集まった。キャサリン・ゼタ・ジョーンズが何でこの役？ご奉公。映画、説明がなく、つながらないところが多い。ハリウッド一の編集者や作曲者が集まって、ぶった切られたのでは。
○ふつうの映画だった。退屈。ジョー・ロスの責任だけど、みんな言い出せないのではないか。笑えるところはいっぱい。

●スキャンダル
○宮崎監督、ベルリンで金熊賞。インタビューが面白かった。記者「ピースサインしてください」監督「そんなことする必要はありません」この記者もなんだか。
○スターウォーズの新キャラ。雪祭りの雪像。先週の話にリスナーから。玩具カタログに載っている。アメリカでの発売がまだなのに、工場が中国なのでアジア地区先行入荷。それにキャンセル騒ぎ。単なるフライング販売なのか、本編登場シーンがカットされたからなのか。予告編で恋愛物かと危惧されているようだが、フィギュアから見るとそんなことはない。アリーナ・バトルバージョンもある。派手な展開が期待できそう。先生、ルーカスだからシーンカットはないだろう。ワンカットだけしか出てないキャラに興奮する人が世界に何万人いるか。ルーカス商方。でも、恋愛話が多いんちゃうだろうか。
○『模倣犯』記者発表。原作ファンとしては中居君はイメージと違う。一抹の不安はある。
○『ウォーターボーイズ』関西だけでなぜはやらなかったのか。大阪の高校の体育祭では、毎年あのような感動を受けているからではないか、とリスナーから。もうすぐビデオ発売。
○『陽だまりのグラウンド』先生、はまった。でも、主演キアヌ・リーブス、ラジー賞で最低主演男優賞にノミネート。キアヌはどこへいっても大根。ベース弾いてても。でも、この映画の暖かさ。
2.16
またまた聞き逃す。ルーチョさんから、内容を教えていただきました。感謝です。

●オープニング
○アカデミー賞ノミネート作品について。

●『ロード・オブ・ザ・リング』

●『キリングミーソフトリー』

●一曲
○『モンスターズインク』サントラから。

●スキャンダル
○『ソウル』の字幕入れたやつにドアホ！
2.9
聞き逃す。ルーチョさんから、内容を教えていただきました。感謝です。

●オープニング
◎ＳＷ2の新キャラが札幌雪まつりの雪像でお披露目。そして予告編からストーリーの邪推。

●『ソウル』

●『ジーパーズ・クリーパーズ』

●『ムッシュ・カステラの恋』

●一曲
◎映画『アリ』のサントラから

●スキャンダル
◎ウーピー・ゴールドバーグの『ゴースト』でもらったオスカー像が一時行方不明。先生は自作自演と邪推。
2.2
●オープニング
◎先生、先週アシッド終了後、体調を崩した。即入院。生まれて初めて。急性偏桃炎。5日間。きれいな看護婦さん。米倉涼子、広末涼子。ナースコールを何べん押したか。「ナースマン」をテレビで見る。なっちがいたずらで押したら、「ナースコールは命のためのもの」と言われてて、ドラマと現実がシンクロ。この機会に本を読む。宮部みゆき『模倣犯』。誰もがナンバー1に選んだ。映画化も。一歩進んだ現実を描く宮部作品。映画になった時に、どうなるか。森田芳光監督。『刑法第三十九条』も一歩先を進んでた。原作を読んでから、映画を見るとき、ミステリーは難しい。

●『地獄の黙示録 特別完全版』
○若い人にはもちろん、昔見た人にも観てもらいたい。リスナーから。36歳。昔見た。映画に心が無い。今回はどうなんでしょう？先生、見る価値あります。音響がとんでもない。ホームシアターがなんぼ良くなっても、入場料の価値あり。何がすごいって、ホンマに燃やしている。ジャングルをナパームで。超右派、ジョン・ウィリアムス脚本。昔はワケ分からなかった。今見たら、全部ワケ分かる。人類が進化したのか、映画が先を行っていたのか。時代が映画に追いついた。53分長くなり、説明が多くなったのに、そんな感じがしない。丸ごとカットされている部分がある。ディレクターズカットは得てしてダラダラしていらないものが多いことがあるが、全然違う。何をさしおいても見てほしい。
→映像スゴイ。

●『WASABI』
○広末のフランス語がスゴイ。すばらしい。奇行があろうと、いい仕事をすれば評価される。映画も、がんばって日本の社会を描いている。広末、最近は輝いていないと思っていなかったが、この映画では輝いていた。リュック・ベッソンが広末をモノにするための映画かと思った。がんばったんやな、と思うと記者会見で泣いたのもうなづける。言うたらB級映画。ツッコミどころがないわけではない。何でジャン・レノが『レオン』以来の映画にこれを選んだのか。ジャン・レノ、そのうち日本人になるんちゃうかな、というプロジェクトが見えてきた。思ったよりも観れた。かわいかった。
→思ったより良かったです。

●一曲
◎『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』かっこよかった。ボンちゃんお勧め。

●『ジェヴォーダンの獣』
○フランスで『クリムゾン・リバー』を超えた大ヒット。全編アクション。主人公の御付きの者が、マーシャル・アーツの達人。彼に思い入れ大。
→自分もマーシャルアーツの彼に思い入れが大きくなった。

●スキャンダル
◎先週、中田監督が英語しゃべれんちやうの、と言ったが、リスナーから。監督はイギリス留学の経験がある。見かけとは違う。失礼な。ドリームワークスのお偉いさんから質問があると聞き、行ったら「テレビから出てくるのはどうやって撮ったんだ」という質問だった。『リング』ハリウッド版は日本の『リング』が30本も作れる。主演女優はナオミ・ワッツ。
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