アシッド映画館 1994.11

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11.12
●オープニング
『スピード』一人勝ち。

●『シャドー』
◎オープニングだけ。昔のヒーローもの。アレック・ボールドウィン、少ししぼった。しぼってもこの程度？敵役にジョン・ローン。これも中途半端。もっと強ければいいのに。ジョン・ローン、仕事無いのかなあ。ボンちゃん”アレック・ボールドウィン、トラボルタ顔。キング・オブ・ゲスをつげる”

●『ナイトヘッド』
◎お金をかけてSFXを使わずに、心理的に描く。プロット勝負。努力してる。”豊川悦司、顔が怖い。ヒビ入ってるんちゃう？”by ボンちゃん。飯田譲司監督。新しい可能性。テレビの「ナイトヘッド」の映画化。ボンちゃん、「ナイトヘッド」気がつかなかった。違う番組かと思ってた。

●『薔薇の素顔』
◎ブルース・ウィリス主演。多重人格もの。秘密は明かせない。プレス・シートに「浜村」という封印？ジェーン・マーティンとのセックス・シーン。アメリカでは全部カット。ウィリス怒った。ウィリスの正面の全裸。ボカシの向こうは？そこまでがんばったのにカットされたから怒った？サスペンスとしてはよくできてる。予告編がうまい東宝東和。ウィリスのあそこの素顔は見れない。

●レンタル映画館
◎チョウ・ユンファ『フル・ブラッド』を取り上げようと思ったが、もうひとつ。そこで、『スーパーヒーロー メテオマン』 ロバート・タウンゼント。アメコミ・ヒーローもの。隕石が偶然ぶつかってヒーローに。高所恐怖症で飛べるんだけど、空高く飛べない。黒人映画。ジェイムズ・R・ジョーンズ、ヅラオタク。こんなバカ映画は久しぶり。あまりの面白さに泣いた。バカ過ぎて劇場公開中止。『危険な微笑』もお蔵入り。

●一曲
◎『クイズ・ショウ』のサントラ。

●スキャンダル
◎「家なき子」をめぐる映画化の争奪戦。『高校教師』最初は東映だったが、上層部が蹴った。フタ開けたらナンバー1。「家なき子」を狙ったが、失敗。間が開いたので大森監督で『大失恋』。先生、監督に会ったときに”どうですか？””アカンわ”先生励ます。
◎『ネバー・エンディング・ストーリー3』まだやるんか？
11.5
●オープニング
◎久しぶりの放送。「終わったんじゃないか？」という問い合わせ。禁断症状が、と言うハガキ。先生、緊張気味。走りつづけないとダメ。先生、お昼の番組で「混乱してた」。

●「タイムコップ」
◎ジャン・クロード・バンダム。ピーター・ハイアムズ監督(「ハイランダー」「2010」)。全米初登場1位。面白かった。過去へは大げさなマシン。現代に帰るときはボタンひとつ。ツッコミまくり。シド・ミードのタイムマシンはカッコ悪い。なぜか火が出る。話が複雑。でも分かりやすく整理されている。奥さんが殺されるところから始まり、最後には「なるほど」。ピーター・ハイアムズは撮影監督出身。映像で説明しようとする努力のたまもの。バンダムの見せ所も。敵役ロン・シルバーも魅力的。なかなか。ボンちゃん登場。バンダム、肉体派でアホ。シュワちゃん、肉体派でインテリ。世界の危機を回し蹴り一発で解決すな。「ウォー・ゲーム」。

●「ショート・カッツ」
◎ロバート・アルトマン監督。俳優が22人全員主役。エピソードが9つで13シーン。3時間9分。長いと思うが、終わった後、短い、もっと見たいと思う。Hanakoウェストにボンちゃんと先生で連載。最初、わけわからない。混乱するが、だんだん分かってくる。アルトマン、「MASH」「ナッシュビル」で成功してたが、「ポパイ」で失敗。「ザ・プレイヤー」で復活。人間ウォッチング。今野雄二「MASH」(特にエンディング)ほど切れがないと批判。ボンちゃん、日常に見えて、非日常。最後「終わらんといて」と思った。面白い。

●レンタル映画館
◎鳥居さん、久しぶりなので”今日もローベー”と噛む。ボンちゃん”姉さん、姉さん”。『ロボコップ テレビ版』人情もの。”渡る世間はロボコップばかり”。スゴイ映画を見つけた。主演マイケル・アイアンサイド（ジャック・ニコルソンのバッタもん）主演の『チェイン・ジャンクション』 ゲッスイ目で見てた。ところが、最後はうっすらと涙。『フォレスト・ガンプ』にも通じるもの。アイアンサイド、刑務所に。身体障害者の施設で交流。人間の尊厳。何が人間にとって必要かを訴える。壮大な物語。アイアンサイド自身が原案。ホントはピュアな人。最後の笑顔が良い。

●一曲
◎心温まった後に『ナチュラル・ボーン・キラーズ』のサントラ。最後の15分までは完璧。オリバー・ストーンの中で一番ちゃうか。タランティーノは脚本を書きかえられ激怒。

●スキャンダル
◎ケビン・コスナー離婚決定。
◎タランティーノ、監督を1年休んで俳優。トニー・スコット（『トゥルー・ロマンス』）が作る潜水艦映画、ユーモアがなく会話部分のコーディネーションにかかわる。タランティーノ、いいポジション。ボンちゃんL.A.情報。『パルプ・フィクション』売ろうとしていて、アメリカのニュース番組とか、徹子の部屋みたいな番組に出ていた。
○日本にも新しい時代。本家ボンちゃんが映画制作する？「芸人たちの挽歌」水野先生がジャパニーズ・ポリスで出演？クリエイティブ第一弾。『パルプ』におけるクリストファー・ウォーケン(ケツに金時計)。
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