アシッド映画館 2000.12

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12.30
●オープニング
◎アシッドが選ぶシネマグランプリ2000。先生、インフルエンザに見舞われ、嫁さんの手を借り集計。ウェディングケーキ入刀依頼の共同作業。
◎1年を振り返る。1回目、中田監督への邪推(当たる)。オスカー盗まれる(自作自演)。先生、トム・クルーズと握手。「邪推の中に真実がある」
韓国語か中国語の雑音うるさい！ベスト11位以下きこえず。

●アシッドシネマグランプリ2000
アメリカ大統領選も真っ青のベスト3大激戦。
  1. 『シュリ』
    1位に上げた人は『遠い空の向こうに』より少なかったが、2000年を代表する映画としてみんなが選んだ。こんなに熱い映画ははじめて見た。
  2. 『遠い空の向こうに』
    これが2位とはすごいなあ。短館上映に近かったのにアシッド効果で人気。男性支持。今度始まる織田裕二のドラマ「ロケット・ボーイズ」
    リスナー：泣かされた。号泣。男がはまる映画。
  3. 『U-571』
    サントラ無し。リスナー：衝撃。大傑作。気持ちいい。
  4. 『マルコビッチの穴』
    映画通の心をとらえる。常にベスト5のどこかに入る。誰にも作れない。カウフマンの穴に入ってみたい。
    リスナー：アイデアだけで傑作なのに、さらにアイデア。次回作も変。笑った。今まで経験したことの無い新鮮さ。
  5. 『ファイトクラブ』
    一番意外。デビッド・フィンチャー最高傑作。DVD人気。男性。社会にケンカ。
    リスナー：価値見にカウンターパンチ。ファイトクラブに入会したい。
  6. 『グラディエーター』
    ラッセル・クロウ、スターの座に。アメリカ大人気。リドリー・スコット評価。
    リスナー：ラッセル・クロウの腕っ節に惚れた。5,6年で1位。画面の力を感じた。
  7. 『スリーピー・ホロウ』
    先生、今年やったっけ。リスナー熱い。世界に引き込まれてる。金田一耕助シリーズとの共通点。ティム・バートン＆ジョニー・デップで『獄門島』とかやってほしい。このランクインはうれしい。
    リスナー：色使いがたまらん。どっちやねん→最後は納得。さすがティム・バートン。この世界大好き。
  8. 『アメリカン・ビューティー』
    アカデミー賞。賛否両論。思ってた映画と違う。おっさんが娘の友達の欲情するだけ。アメリカ人熱狂。
    リスナー：現代アメリカが抱える問題。脚本うまい。登場人物が変だけど共感。ひとつネジがはずれるとどんどん壊れていく。試写で「ヤクを買うのは高校生以来だよ」が公開で「ヤクを買うのは久しぶりだよ」になっていた。
  9. 『アイアン・ジャイアント』
    ラストシーン。ワーナー・マイカル限定だったので見てる人は少ない。先生のDVD第1弾。
    リスナー：涙止まらず。人生ベスト1。フィギュア隙の気持ちがわかる。
  10. 『サイダー・ハウス・ルール』
    想像以上の映画。
    リスナー：心にしみいる。見終わって幸せ。音楽良い。胸キュン。
ワースト
  1. 『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』 アイデアで5位に入れた人もいた。
  2. 『ミッション・トゥー・マーズ』なんじゃこりゃ。
12.23
●オープニング
◎ゴールデン・グローブ賞、ノミネートが地味。『グラディエーター』『トラフィック』。『グリーン・デスティニー』、監督賞。ジム・キャリー、この賞は取ったら3回目。『グリンチ』、今年の興行収入No.1マドンナの結婚式。町は大騒ぎ。

●『ダンサー・イン・ザ・ダーク』
◎全世界で評価高い。日本でも。先生、見た後は誰ともしゃべりたくない。大傑作。後頭部を殴られた感じ。逆にみんな誉めるので期待しすぎて肩透かしを食らう人が出ないかと心配。主演のビョーク、曲作りで山ごもり。ミュージカルは入り込めなかったが、ストーリーに感情移入。過去10年見た映画のどれにも当てはまらず、今後10年も無いだろう、変な映画。冒頭、音だけで何も映らない。

●『PARTY7』
◎『鮫肌男と桃尻女』の石井克人監督。オープニングが一番カッコイイ。大失敗作。見てほしいけど、方向性を誤った。『鮫肌・・・』は豪速球と変化球だったが、今回は変化球だらけ。入り込めない。脚本が2ヶ月。もっと時間をかけてほしかった。ミーシャのライブと同じ。面白いところから、行きすぎ。

●スキャンダル
◎映画館ラッシュ。シネコンだらけ。映画館を選べる時代。せせこましいところでぎゅうぎゅうになって見るのも味があった。めざましテレビで『トゥームレイダー』の映像。アンコール・ワットが舞台。シュワちゃん、女性司会者の胸をわしづかみ。シュワちゃん、変なニュースばかり。ベスト5締め切り。
12.16
●オープニング
◎お正月映画、『ダイナソー』が3つほどリード。東邦東亜の業界向けプロモ、おもろい。

●『グリンチ』
◎アメリカでは大ヒット。日本では入り込みにくい。女の子がかわいくて、それだけでも見る価値はあり。先生、ロリコンを再確認。この女の子は淫乱(^^;)。スターになる。こんなキャバクラできへんかなあ。

●『13デイズ』
◎地味やな。アメリカ大統領選とからんで、いいタイミング。キューバ危機を描く。超豪華版「知ってるつもり」。脚色はあるだろうが、歴史が面白ければ、映画は面白い。長いけど、緊迫感あり。最初は、ラブロマンスの映画だったが変更。ケビン・コスナーがいいのは脇役のとき。今回も。政治家は『バトルロワイヤル』見てる場合じゃない。

●『宮廷料理人ヴァテール』
◎3日間のどんちゃん騒ぎ。3兆円くらい使った料理。ホイップクリームの発案者。フランス料理では有名な人。

●スキャンダル
◎シュワちゃん、『ターミネーター』の声色コンテストで失格。"I'll Be Back"の言葉を素人として出演したが、「張りがなかった」という理由で落選。歳取った？
○『ハンニバル』編集完成。極秘に見た人の感想「自分の思ってたような物ではなかった」
12.9
●オープニング
◎お正月映画封切。人の入りは『ダイナソー』か。ペプシや電気屋とのタイアップで露出の多さの影響下。防犯キャンペーン、今年は『グリンチ』。昔、セガールの『暴走特急』が防犯キャンペーン。「関係ないやん」。『ホワット・ライズ・ビニース』、露出が少ない。『チャーリーズ・エンジェル』が入らなくて映画の初日が繰り上がった。そのため、テレビの枠がいっぱいで取れなかった。『バーティカル・リミット』、先行ロードショー余り入ってなかった。クリス・オドネル、英会話の先生みたい。アシッド・ベスト、割れてる。集計以来初のばらけ方。

●『シックス・デイ』
◎アメリカで入ってない。1位どころか、3000万ドル代で低すぎ。『グリンチ』『アンブレイカブル』が強い。シュワちゃん、あせってるかも。アクション、ちょっと古いか。印象に残る場面が少ない。内容は面白かったんだけど。シュワちゃんのクローン。科学者にロバート・デュバル。シュワちゃん、映画スタイルを変えないといけないか。鳥居さん、走るシュワちゃんを見て「もう走らんでいいか」。知事選に出る。出てくる人形がリアルで気持ち悪い。脚本は良く出来ている。

●『コヨーテ・アグリー』
◎けっこう面白かった。単純だから良い。2000年版『フラッシュ・ダンス』。ニューヨークにある店。意味は「寝て起きて男の顔を見たら幻滅し、手を噛み切っても逃げたい」といった意味だそうだ。先生から見たら「甘いねえ。アメリカ人は風俗をわかってない」。出てる女、実は志高く、かっこいい女だが「そんな女はいない」。先生、「プレイボーイ」のグラビアに載ったことがある。トータルでは楽しめたかな。最後「これって成功なん？」。最終的には「ブラッカイマーに女のことはわからない」

●『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』
◎田中美里、顔デカ。監督が変わってスピードアップ。テンポがある。久しぶりに面白いかも。脚本がむちゃくちゃ。ブラックホール砲！秋葉原の兄ちゃん(実は科学者)に依頼。実験対象は使ってない木造校舎。学校がかわいそう。目撃してた少年がいた。ブラックホール砲は未完成。時空の歪みで古代の昆虫メガギラスが登場。少年が卵を拾い、次の日東京渋谷に引っ越す。生まれ出したので下水に捨てる。卵から水が出てきて渋谷が水没。悪いのは子供だけか。人工衛星に積んだブラックホール砲でゴジラを狙う。人工衛星が墜落。大気圏でブラックホール砲だけ溶けずに残る。そこでボタンを押そうとする地球防衛軍。ほんとにめちゃくちゃ！人間がゴジラにつかまる。次回は『ゴジラVS田中美里』で。マンガ映画として観るにはいいんじゃないか。
12.2
●オープニング
◎『グリンチ』でジム・キャリー来日。アメリカで1週目5500万ドル。2週目で7000万ドル。ものすごい売れ方。日本では、どうかな。『バーティカル・リミット』陣も来日。東京ではクリス・オドネル、ビル登る。大阪の記者会見でプロデューサー、こけて金屏風に激突。クリス・オドネル助ける。クリス・オドネル、お兄ちゃんと来日。先生「ほんまのお兄ちゃんか？」とゲス。子供が生まれた「バーティカル・リミット・ベイビー」とまたまたゲス。

●『バーティカル・リミット』
◎今までにない映像。冒頭から息をのむ展開。ツッコミどころもいっぱい。高度限界＝バーティカル・リミット。ヘリが行けない高い山に閉じ込められた妹を助ける。爆破するためのニトロをかついで山登り。最初のつかみから登るまでに１時間は長すぎ。間のドラマが薄い。みんな、山をなめてる。先生、記者会見で質問「山に登ったことから学んだことは？」クリス・オドネル「僕には山登りは向いてない。ゴルフ場程度」ロビン「スタッフは大変だと思った」うすい！愛が欠けてる。状況を面白くするために、人殺しすぎ。
先生、山に愛情あるのか、熱くなってる。

●『ホワット・ライズ・ビニース』
◎ハリソン・フォード、ミシェル・ファイファー、今までに無い演技に挑戦。アメリカの宣伝作戦は『シックス・センス』。結末を言ってしまったのはハリソン君。日本でのあの人は言わなかった。浜村さんも新境地を開拓。いい映画だった。ゼメキス監督のがんばりが分かる。ていねい。すごく出来のいい2時間ドラマ。『シックス・センス』ほどのビックリは無い。監督はヒッチコックへのオマージュ。ていねい過ぎて定番の怖がらせ方。見てのお楽しみ。

●『オーロラの彼方へ』
◎先生、見たいけど見てない。鳥居さん「いい映画でしたよぉ」。途中から話したくない。ニューヨークにオーロラが出た日、亡くなった父と無線で会話。父が死ぬ前の日だった。息子は父を助ける。そして・・・。誰も言わない。二転三転。いい裏切り。脚本がよう出来てる。新人。お客さんを置いていかない。

●スキャンダル
◎ロバート・ダウニー・Jr.、また麻薬で捕まる。ニック・ノルティ、若返りホルモン注射にハマッている。ゼタ・ジョーンズ、渡したチップが440万。ルーシー・リュー、ギャラがキャメロン・ディアスの10分の1。もらいすぎ。
○ファンの集い『ギャラクシー・クエスト』。2001年のベストに入るかも。
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