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くふのページ『恋は邪魔者』 『フレディ vs ジェイソン』 『女神が家にやってきた』
◎先生 ○鳥居さん ◇自分の感想 ・・・雑音
◇久しぶりに家で聞く。雑音の中。
●オープニング
◎『キル・ビル』見た。タランティーノの新作。
◎豪遊してた言うし、少し心配だった。見終わって声をあげたくなった。良かった。
●『恋は邪魔者』
◎おしゃれ。60年代の雰囲気。
◎これ、流行るかも。宇宙人のヘルメットみたいなファッション。今だったら逆に流行る。
○上流社会では流行ったんちゃうかな。
◎この映画のもっているセンスがいい。
◎『恋は邪魔者』という本をレニー・ゼルウィガーが出版。新進女流作家。この本でアメリカンドリームを成し遂げる。恋愛なんてどうでもいい。セックスはするけど。男性中心の時代じゃないのよ。昔で言うウーマンリブ。家事ばっかりじゃなく、外へ出ましょう。
○パワーがすごいな。
◎ユアン・マクレガー演ずる、スーパージャーナリスト。手に入らない女はいない。パンナムのスチュワーデスを全部自分のものに。また、このパンナムのスチュワーデスが不細工。
○女心は全て手玉に取れるよ。
◎この2人が対決。間に愛は芽生えるのか。
◎途中から展開が変わる。想像してるラブコメじゃなくなる。え、そうだったの？と思う。
○いらんかったんちゃうかな。それからが長いやろ。私、レニーが嫌いやから、見てて腹たつ。小ざかしくて計算高いやろ。だからって女性の社会進出になるんか？
◎音楽とかせんすはいいけど。
○あの女が出ているだけで許せない。
◎この前しゃべってた『マッチスティックメン』と同じ。
◎どんでん返しからが、後で考えたようで無理やり。『スターウォーズ』で2人が兄弟やったというのは不自然。それと同じ様に、そのどんでん返しまでの設定がおかしい。気持ちいいどんでん返しじゃない。面白くするため。
◎僕はどちらかというとレニーが好きなんですけど。
○おしゃれで小粋ならブストーリーとはちょっと違う。
◎監督はお金を余りかけずして儲ける映画が好きなんだろう。『チアーズ』の監督。体育会系とは違う球を投げている
◎2人の分割ショットとか。映像的にも凝っている。
◎60年代前半のウェルメイドコメディをやりたかった。それに応えている。
◎『シカゴ』のレニー、『ムーラン・ルージュ』のユアンがいたから出来た企画。もうちょっとやっとこか。
◎非常によくできた話。公開規模が小さくなっているが、もっと大きくしても。
○もっとすっきりしたストーリーだったらね。
●『フレディ vs ジェイソン』
◎昔から企画の名前は挙がっていた。どっちが主役やねんということで、お金の配分で揉めたんでしょう。なかなか実現しなかった。
◎『エルム街の悪夢』のロバート・イングランドがオリジナルキャスト。パチモンでキャラクターだけを引っ付けた映画ではない。
◎『13日の金曜日』の1作目の監督とウェス・クレイブンが知り合いだった。クリエイター同士でノリで話は出ていたが、プロデューサーや映画会社がなかなかOK出さなかったんだろうな。
◎なので、ゴーサインが出たので好きなことをやってる。気持ちいい。
◎フレディは夢の中。ジェイソンは現実世界。どう対決するかが見所で、脚本的にも核心。これがよう出来てる。
◎エルム街では、みんながフレディを忘れようとしている。悪夢を見ないとフレディは困る。ジェイソンを甦らして、恐怖を植え付けたら、俺も活躍できるぞ、ということで、ジェイソンを復活させる。
◎そこがミソ。ジェイソンにおびえて・・・
◎おいおい、そこまでやらんでも。走り出したら止まらないジェイソン。しゃあなしに戦うフレディ。
◎少しコメディ。
○この路線はどうしてもコミカルになってしまう。
○公開やから、ラストは言えへんかあ。
◎まあ、だいたいわかってるか。続編がある。
◎『キングコング対ゴジラ』を思い出して。アメリカと日本の合作で、アメリカに対する配慮。どっちも立場。場外リングアウト時間切れ。うやむやになった。
◎この映画にしても。そういう感じ。
○何回死んでも甦るからね。
◎相変わらずセックスに興じてる男女がやられたりといった王道。
◎何が怖いって、フレディを何とかせなあかんという時に、気絶させたジェイソンを車に乗せて対決の場所へ向かう。
◎ワゴンの後に気絶したジェイソン。まわりに若者たち。
◎ジェイソンを復活させなあかん事態になり、黒人の女がジェイソンに対し人工呼吸する。
◎「え？わたしが？」「お前がやらなだれがやるんだ？」という雰囲気に。
○ジェイソンに！？マスクしてるよな。
◎それは見てのお楽しみ。腐乱死体みたい。
○えええ？
◎というシーンがめちゃ怖かった。面白かった。
○そういうところはよく出来てる。
◎香港生まれのロニー・ユー。『ケミカル51』の監督。
◎流れで作りました、二人だから何とかなるやろ、という感じで無い。これは見なきゃ。
○オリジナルに登場してた人も出てる。ファンも納得。
●『女神が家にやってきた』
◎見てない。スティーブ・マーチンとクイーン・ラティファ。アメリカでも大ヒット。
○ま、ラブコメです。
◎この二人？
○違う。最初思ってたけど。堅物で仕事しかしない、子供いるけど家庭を省みない男。奥さんは子供を連れて出て行った。もっと人間らしくしないと。
◎クイーン・ラティファは女神なの？
○まあそうね。そう見たらそう感じるかなって感じ。
◎コミカルで笑いどころは？
○いっぱいある。
○よくあるパターン。
○白人だけの街。高級住宅。上流階級に育ってる主人公。そこに自由奔放なラティファ。
○子供たちもラティファに心を開いて。
◎白人と黒人の恋は、昔はタブーだった。『ジャングル・フィーバー』とか。
◎それをコミカルでやってしまうのには時代の流れを感じた。
○ウェルメイドなコメディ。見終わってすっきりする。
◇自分はコメディとして楽しめました。
●一曲
◎キルビルのサントラ発売中。
○CMで使われてるあの曲も？
◎ハイ。あの曲、誰の曲かと思ったら布袋さん。
◎親分のルーシー・リューを先頭に風を切って歩いて行くシーン。ステディ・カムでとっているところ。で流れる。
◎サントラを見たら、布袋さんの曲。海外の映画ですごいインパクトを残したな。
◎タランティーノのテイスト。日本的テイスト。
○日本向けに作ったんちゃう？
◎え？この曲が何で？というのが、ルーシーとユマ・サーマンの対決シーンで流れる。
◎梶芽衣子『修羅の花』
◎もうすぐ夜明けという感じ。
○(笑)交通情報はありません。
◎映画の前半は日本。全編に関して日本のテイスト。
○撮影の途中で話題にならなかったのが不思議なくらい、日本が出てくる。
◎対決のシーンは日本で撮ってはいないんだけど。日本のシーンは極秘。
◎来週から公開。楽しみにしていただきたい。
●レンタル映画館
◎『24』の続きをやろうと思ったけど、貸し出しが始まったばっかりなので、延期。
◎来週は『キル・ビル』サントラに入っているということで関係のある梶芽衣子特集を。
●スキャンダル