拙文ですみません。今思っていること、思い出したことを書いています(2001.3)。
私は生まれながらの巨人ファンです。生まれる前からかもしれません。田舎だったので、プロ野球の放送は物心ついたときから巨人戦しかありませんでした。ですから、自然に、巨人が勝つと喜んでいました。この頃はそんなに詳しく選手を見ていませんでした。詳しく見出したのは原が活躍している頃です。
今も巨人ファンです。でも、勝敗にはこだわっていません。勝つことだけにこだわり、負けている試合は見ない、という人もいますが、負けている試合でも、個々の選手の活躍など、見所はたくさんあると思います。
昔好きだった選手は、まず巨人では何と言っても原辰徳でした。現役後半はケガなどの影響もあって、ずいぶんとたたかれましたが。長嶋の現役を知らず、かろうじて王の晩年の記憶がある自分にとっては、巨人最強の4番だと思います。日本シリーズでずっと打てなかったときに打った満塁ホームラン。神宮でのバット放り投げ。津田の球をファールにしたときの骨折。前打者のクロマティにに敬遠の球を打たれたこと(笑)。などなど、思い出されます。
クロマティは自分の記憶にある、巨人の最高の助っ人です。敬遠球を打ったのはもちろん、優勝争いをしているとき、頭にデッドボールを受け退場。痛みが引かず眠れずに夜を過ごし、次の日、出場は無理でもベンチ入りをしていたが、満塁のチャンスに代打で出場、そして満塁ホームラン!西武との日本シリーズで守りの緩慢さをつかれ、センターフライで二塁からタッチアップを許すということもありましたが、記憶に残る選手です。王監督に世話になったので、息子のミドルネームに「オー」とつけているそうです。いつの日か、コーチとして戻ってくるのを夢見たいなあ。無理だろうけど。
他の巨人選手では、巧打。流し打ちと引っ張りの使い分け。山倉の意外性。 今は河原のしなやかな切れのあるピッチングフォームがお気に入りです。もちろん、松井には期待しています。メジャーに行ってしまうのはしょうがないと思っています。
いつからか、巨人ばかりでなく他球団の選手も好きになりました。今現在(2001.3)現役で一番好きな選手は、広島の前田です。男気を感じます。怪我さえなければ、と思います。プロ野球ニュース、珍プレー好プレー番組の影響が大きいと思います。
こういった素晴らしい選手も好きですが、どこか抜けた(失礼)、異色(また失礼)な選手も好きです。
巨人では駒田でした。何を狙っているか分からない。満塁ではなぜか強い(プロ初打席で満塁ホームラン)。「ひょうひょう」という言葉が似合う選手です。このことから、誤解されることも多かったのですが。
変なフォーム、変化球、二刀流、「ひょうひょう」がキーワードです。南海にいた両投げの近田、ナックルボール、オリックスの嘉勢(今年は投手に専念ですが)、多球団で活躍した永射、角、鹿取。今年注目はロッテドラフト4位の本格的アンダースロー渡辺です。
近くに球団がある人がうらやましいです。そしたら、そこのファンに絶対なってただろうなあ。ファームを全国に分散するって言う意見がありますが、それ絶対やってほしいです。
今、巨人ばかりに選手が集まって批判されています。確かにそうです。巨人は日テレと読売新聞というメディアをもってしまっているので、人気・お金ともあるから、しょうがないとは思います。プロ野球の今後のためには、メディアが球団を持ってはいけない、というより、優先的に取り上げてることが問題だと思います。日テレだけでなく、日本のマスコミがほとんど巨人よりなのが問題ですね。
巨人が弱くなれば、そういうもあるとは思いますが、今のままでは変わりそうも無いです。
ドラフトは逆指名に自由競争。金・人気のある球団に有利になってます。完全ウェーバー制、FA獲得期間短縮しか無いのではないのかな。メジャーに行くのはしょうがないです。完全ウェーバー制にすると、ドラフトで有利になるためにワザと負けるなんてこともあるかもしれませんが。完全ウェーバー制は難しいとしても、逆指名選手のFA獲得期間延長、下位チームや自由競争で獲得できなかった球団をドラフトで有利にするといったことをしないといけないとおもいます。
こういうことをするには、コミッショナーとか、セ・パ会長にもっと野球のことを考える、野球に詳しい人がならなければならないと思います。長嶋さんがなれば、という意見もありますが、うーん、どうでしょう?
とにかく、野球って面白いです。実は自分でもやりたかったりするんですが、期待と体力不足で、できてません。なので、もっぱら見る専門です。田舎なので近くにプロ野球がくることも少ないので、テレビ観戦専門です。となると、巨人戦中心にはなってしまうのですが。
負けてる試合でも、巨人戦じゃなくても、見るところはたくさんあります。
うーん、まとまらない。とりあえずこのくらいで。