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くふのページ『Shall we Dance?』 『甘い人生』 『コックリさん』
◎先生 ○鳥居さん ◇自分の感想 ・・・：雑音混信で聞こえなかった所
◇リアルタイムで聞きながらメモ。
■オープニング
◎GW映画で業界は今のところ及第点をとっている。
○これからですけど。
◎キアヌの『コンスタンティン』やアンディの来日効果もあり、爆発的ではないが、1週間4億くらいの稼ぎ。関係者はホッとなで下ろしている。大入満礼？満員御礼。
◎キアヌとアンディ来日の詳細を聞いてきた。表向きでは梅田のホテルで同日に会見。
○時間差攻撃で。
◎劇場の周りに1000人の人が集まった。特に『コンスタンティン』のブルク舞台挨拶では劇場に人があふれて、さらに駅前のビルからも人があふれて、まさに映画で人が落ちてくるようだった。鳥居さんは、アンディに会ってきたようで。
○会ってきたというか、見てきた。彼にとっては3回目の大阪らしい。前回は時間がなかった。今回もわからないけど、時間があったらソニーに行きたい。空き時間があったら行かせて。
◎香港の『るるぶ』見たいのを見てきたんでしょう。
◎さあ、そこです。ベタですけど、彼らが何を食べたのか、取材してきました。
◎キアヌはハリウッドで話題のラーメンを食べに行った。
○みたいですね。
◎出てましたか。
○30分くらい取材遅れたでしょ。ラーメン食べに行ってたという噂が。
◎すべてにおいて30分くらい遅れている。関係者にはひと寝すると言ってた。
○イズミの広場、コタン。昔カンテが会った辺。おそらくコタンセットを食べてるでしょう。コタンなんかひっきりなしに客が入れ替わる。そこを十何人抑えた。店も最初は知らせてなくて、誰が来るんやろ？で「いらっしゃい」って来たらキアヌでびっくり。
◎前回の放送で言ったように監督一行は築地で寿司を食べた。記事には日本通監督と書いてあったが、来日は初めてらしい。おそらくガイドブックを見てきた。
○グルメな監督さんなのかもね。
◎大阪はラーメン、東京は寿司って出てるのかも。
◇すいません。大阪の地名や店名は知らないので字が間違ってると思います。
◎アンディもラーメン。ホテルでお好み焼き。特別にどこかで取り寄せたかも。でも満足できなくてミナミに行った。ゲーセン見るにつけ「プリクラや！」って入っていく。
○若いね。
◎それで、ラーメンが食べたいってことで金龍ラーメン。
○なるほど。キアヌにしろアンディにしろ、ベタなお店に入ってますね。
◎そこは観光客やな。と思いました。僕らも、とりあえず基本は抑えとこ、ってなるじゃないですか。
◎アディダスショップの店員さんがアンディ大ファンで、「いらっしゃい」って言ったら「うわアンディ来た！」とビックリ。
○一般的な大阪の観光コースを行ったので良かったんじゃないですか。
◎スターの気持ちもわかる。普段は庶民的なところにいけないので。
◎特にキアヌは普段もフランクな人なので。ふつうに野宿したりする。あまり仰々しいのは苦手。
◎みんなラーメンが食べたい。
○すばらしく安上がりな大阪滞在だったよね。
◎ただ、混んでる店なので担当者は押さえるのが大変だった。
◎今頃金龍やコタンにはキアヌ・シートみたいのがあるかも。サイン入りとかはないけど、ポスターは貼ってるらしい。
◎セレブが来たからどうこうではなく、普段の味を出す。そこがうれしい。
◎30分くらい遅れたくらい許して。
○男性陣は何しとんねん。女性陣は気にならなかった。
◎もう少しいえないこともあるけど、後ほどイベントで。
◎本来は4/30公開だったが、リチャード・ギアの来日と、質の高さが評判で、一週間繰り上がって今日の公開に。原作が日本でヒットしたからといって「そんなに面白いものになるはずがないだろう」とあまり期待されてなかったが、ふたを開けてみたら、すごいええやないか。劇場も拡大公開。ひょっとしたらGW映画ナンバーワンになるかも。
○作品がいいと口コミで広がるから。
◎日本の原作が興行収入で96年に30億円。そのときで30億だからよく行っても30億だと思っていたが、40，50は狙えるかも、と見た瞬間思いました。
◎噂だけど、最初にできあがったハリウッドリメイク版があまり評判良くなかった。再編集を加え、やり直してできあがった。だからあまり期待しなかった。
◎実際、いろんな声を聞いても好評。
○リスナーから。おもしろかった。見比べるくらいの気持ちだったが、オシャレ・キザな台詞はハリウッドならでは。ダンスシーンはハリウッド版の方が良かったかも。
◎渡辺えり子と竹中直人役がほんまに渡辺えり子と竹中直人ご両人に見えてくる。お話も登場人物も日本版を思わせる。
○アメリカでもある程度ヒット。ああいう笑いというのがアメリカでもウケたということは、ある程度同じ笑いのセンスがあるということよね。
◎竹中役のスタンリー・トゥッチ。つるっとした人。
○そうやったっけ？
◎基本的には。ダンスしてるのが恥ずかしくて、でもダンスしてるところで爆発、という秘めたる気持ち。彼がうまくそのまんま焼き直している。
◎渡辺えり子さん役は、オリジナルを正直忘れかけてたけど、これを見て浮かび上がってくる。
◎オリジナルで奥さんの原日出子さんは影薄い。ところが今回は奥さんの比重が大きくなる。夫婦のドラマとしても成立している。リチャード・ギアにスーザン・サランドン、演技派。ええ夫婦やねん。
◎旦那のリチャード・ギアは遺言を作成する弁護士。収入、生活も安定。家庭も充実。ようできた奥さん。さっと服を出す。
○そんな奥さんいないんちゃう。
◎理想。言葉を出さなくても相手を察知して、ごくふつうに空気のような朝の風景。そのワンシーンだけで涙が出そうになりました。
○なるほど。あなたの中でそういうのが理想なんや。
◎台詞のないわずか40秒くらいのところでこの夫婦が仲がいいというのを描いている。
◎その後、電車に乗ってるリチャード・ギアがダイナマイト・ジェニロペを見てダンスを習い始める。でも、これが浮気ではないと言うのが分かる。奥さんの存在、描き方が、こぎ見よくさりげなく描いている。下心が薄くなっている。
○日本版は景山民代さん。？
◎草苅民代さんや。性別入れ替わっている。
○草刈民代さんへの憧れがあった。
◎役所広司には下心があった。リチャード・ギアは端から下心がありません。
○下心がないリチャード・ギアなんて存在すんの？
◎この映画では。ハリウッド映画にしては珍しくギラギラしたところが少しもない。
◎挫折したジェニファー、ダンスを教えている。「食事でも行きませんか？」と言われても「生徒とはそんな関係を持ちません」。オリジナルと同じ。遠目からの想い。でもダンスではそれを表現できる。そういった想いが前面に出てる、珍しいハリウッド映画。
◎周防監督、かなり注文をつけたらしい。
○そういう権利はあるわけ？
◎原作者だから。話し合うスタンスがあった。
◎全体に控えめ。ハリウッド映画としては物足りないけど、貫いた。
◎ただ、こらえてたものが一気に吹き出したラスト。周防さんがこの映画を気に入ってないとすれば、この部分。
○制作サイドも監督さんもリスペクトしたか。あるいは何も思い浮かばなかったか。
◎ジェニロペと草苅さんでは全然違う。原作は周防監督がヒロインをものにした映画。それなのに「ジェニロペって！」と思っただろう。ラテン系やん。
◎特に日本版と後半の盛り上げ方が変わってくる。ここのところが見所。最高の一本に仕上がったと言っても過言ではない。
◎『Shall we Dance?』に『甘い人生』って、お昼のシネマサロンか、と言うくらい。
◎イ・ビョンホン、ビョン様の主演映画。今日、奥様は『Shall we Dance?』と『甘い人生』を見た人に分かれたでしょう。でも、この映画、ビョン様目当てで見たら、目ん玉飛び出してしまう。
○予告編見てても血ぃ飛び出てた。
◎血だけじゃないねん。痛い。お気楽映画とは180度違う。
◎ビョン様は、これまでのテレビドラマとかでは、もててもてて仕方がない。そんなやつおらんやろという役。「そうではない」と取り組んだこの映画。
◎暗黒社会でボスに一番気に入られている舎弟。ボスは大好きな女がいる。イ・ビョンホンに「ちょっと出かけるから見張っててくれ」。
◎この女、可憐なんだけど、チョン・ジヒョンの真似かい？というくらい似ている。髪をかき上げる仕草などそっくり。わあ、パクッてるわ。
◎親分とは親子ほどの年の差。で、若い彼もいるんだけど、イ・ビョンホンの中にも彼女への憧れがあるので、優しさで見守っている。
◎だがボスにこのことがバレ。「何しとんねん！」。組織が全力をかけてイ・ビョンホンを痛めつける。『甘い人生』なんて何のその。『オールド・ボーイ』をかなり意識。ある意味『オールド・ボーイ』よりもすごい。裸でつるし上げて。
○そんなサービスカットあるの。
◎生き埋めにされて、それでも出てくる。ジェイソンか、そりゃ無理やろ。で、武器をそろえて復讐。ズッコンバッコン敵をなぎ倒して、というストーリー。
○予告編だけ見るに、プラトニックラブを突き通した一匹狼。これまでもあったじゃないですか。そんなんじゃないの？
◎イ・ビョンホンがその女をパコパコにしてればね。
○そんなんじゃない。これまで人生の中でそんなことしたことなかった。
◎ボスからしたら、ある意味キスするより腹立つ。心で惚れとるから。
○プラトニックじゃないとね。
◎ほんまに無茶苦茶しとったら、単なる痴話げんかのすごい奴。
◎男の俺でも引いてしまう。バイオレンス描写だけじゃなく、ストーリー。激しさに、ビョン様目当ての奥様も引いてしまうのでは。
◎イ・ビョンホンは武さんの映画がすき。特に『ソナチネ』。インタビューで「出してくれ」とラブコール。ある番組の中で逆にインタビューするくらいの勢い。
◎テレビでやってきたプレイボーイから卒業したい。ハードなもの、バイオレンスなものをやりたい。ビター・スイート・ライフ。
○そのハードな面。願・アクションとか、形になってる。
◎なってますよ。研究熱心。スタイリッシュ。体も鍛えてる。銃に振り回されているという感じがしない。
◎ただ、どこまで行っても男前。でも、ドロドロになって怯えてるところは、少年の顔。そこら辺の兄ちゃんと変わらない。
◎自分の美しさを壊したい。不細工に見せたい、という願望もあるんちゃうかな。
◎一番ビックリしたのは日本の映画関係者じゃないか。イ・ビョンホン主演でタイトルが『甘い生活』。大きな映画館でかけられると思ってたら、何じゃこりゃ。
■一曲
◎『バッド・エデュケーション』から「キサスキサスキサス」
◎韓国ホラー。でも「コックリさん」て。
○懐かしいな。
◎売る側も「何でこんなタイトルなん？」
○韓国でもこんなタイトルなの？
◎そうなんですよ。『ブンシンサバ』というのが原題。放課後で鉛筆に手を合わせて「ブンシンサバ、ブンシンサバ、おいで下さい」って。そこでブルブルっとくる。日本語。えええ？日本から何らかの形で向こうに移っていったんだというのが分かる。似たような形のものがあるから『コックリさん』かと思ってたら、ど真ん中。
◎コックリさんの怨霊が現代でいろんなことをやらかして、クラスメートを殺していく。怖い怖い。
◎何が怖いって、取り憑く女の子の顔が怖い。整形しまくり、っていう顔。
○そういう怖さかいな(笑)。
◎みんな女子高生。でも、このセオンちゃんだけが高校生に見えない。場末のキャバクラみたい。「セーラー服来てるけどいくつやねん！」
○長いことそういう店通ってるからね、あなたは。
◎特殊メイクであんな顔してんのかな？というくらい浮いてる。どう見ても怪しい。
◎僕らの頃のコックリさん。
○呼んだら帰さなあかんで。
◎30年前、村を襲った犠牲者の霊。そんなものを呼び出してどうすんねん。霊も鉛筆で呼び出されんなよ。ハクション大魔王やないねんから、簡単に出てくんなよ。
◎村であった惨劇。恨み辛みが学校の座席に染みついてた。
○自爆霊やな。
◎見ててだんだん笑けてくる。そこまではないやろ。昔の悲劇も無茶苦茶。極端すぎる人ばかりの村。
◎村にやってきた新任教師が謎を解こうとしたりする。
◎女の子たちがだんだん死んでいく。オーメンやったら犠牲者の見せ場、死に方があるが、全部一緒。バリエーションが少ない。おなかいっぱいになっていく。なぜ一緒なのかには原因があるんだけど、ホラーとしては物足りないのかな。
◎怨念、過去の惨劇、横溝映画に代表される。いかにも韓国ホラー。
◎『ボイス』の監督。『ボイス』もやりすぎ感があったが、これも。
◎あまりのえぐさ、怨念の度合いの強さのため、映画会社側も引き気味。あまり「怖いです」と言わないで。
○ホラーの宣伝とは逆。
◎あまりに怖すぎると、お客さん来ないんじゃないかと関係者。試写会の司会は若手お笑い芸人の方が担当。やりにくいがな。これからホラー見るのに。しかもコックリさんというテーマでネタやってもらえます？ってどないせいちゅう。
○一番の衝撃は日本語だったということ。
◎一番言いたいことは30秒くらいで済む話でした。
ハリウッドスキャンダル
◎来日と言えば、ペネロペ・クルスと新恋人と言われているマシュー・マコノヒー・
○マシュー・マコノヒー、小汚いなあ。
◎空港に行って、記者がだれ？どこの旅行者？と質問。
◎どう見てもカモフラージュカップル。
○そうかな、先生は昔からね。
◎あの説があるから。
○ペネロペが、あんなにそばかすあったっけ？ってびっくり
◎昔からです。
○飛ばすんやな、ライトで。
◎スペイン映画でそばかすは際だってた。
○ハリウッドでは。
◎トム・マジック。メイクスタッフが彼女を磨き上げた。
○かな。今回ほとんどメイクしてなかったのかもしれない。
・・・
『コックリさん』
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◎いかにも映画向きという本・・・シリーズ第一弾・・・
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◎大人気。でも、原作者に無許可で映画のストーリーを15カ所変更。興業もいまいち。で、原作者が「損害賠償払え！」恐ろしい理屈。
◎本の内容でも強引。やることも強引。
◎来週くらいには大阪お披露目。映像見る分には楽しみ。
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○マコノヒーがもうちょっとかっこよく来たら気を引いた・・・
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◎ジュリア・ロバーツ、ジュード・ロウ、ナタリー・ポートマン、クライブ・オーウェンの4人だけ。入り乱れる。
◎みんな大人。ナタリー・ポートマンは少女と大人の間。ドロドロになっていく。ビックリ。
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◎クライブ・オーウェン、彼の人間くさいところが票を集めたのかな。全然男前じゃございません。
◎『クローサー』試写会。
◎アシュトン・カッチャーとデミ・ムーア結婚するかも。
○赤ちゃんがいるんでしょ。
◎どっちでもいい。興味ない。赤ちゃんいるの？すごいなあ。アシュトン、貧乏くじひいたみたいな。
○名前は売れたで。
◎とりあえず、おめでとうございます。