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くふのページ『ボウリング・フォー・コロンバイン』 『ピノキオ』 アカデミー賞予想
◎先生 ○鳥居さん ◇自分の感想 ・・・雑音
◇出先で聴きました。
■オープニング
◎この状況で、アカデミー賞は行われるのか。今のところ、行われる。正式に行うかは日曜日に決定。急遽取りやめも？
○授賞式で「おめでとうございます」は、複雑かも。
◎中継してる場合じゃないという意見も。受賞者も心境複雑か。素直に喜べない。例のレッドカーペットは、やめるとか。
◎見守りつづけていきたい。
○悲しい話です。
◎エライことになっている。
◎アシッド的には、千里セルシーシアターで「アシッド映画館」。映画館として。日曜日の日に行かせていただいた。たくさんの方来ていただいて、ありがとうございました。
◎リスナーから。行きました。豪華2本立ても楽しみだったけど、わらじ屋のタダ券。一番先頭に並んだのに、抽選でガッカリ。先着と言っていたのに！
◎先着って言いうてましたか。抽選と言ったはずなんですが。間違ってたらごめんなさい。
◎先生は、僕に「何時から来てるの？」と聴いてくれましたが、僕はそれどころではなく「タダ券！タダ券もらいに来たんじゃ」と心の中で。でも、結局ハズレでした。
◎映画以外に面白かったのは、女性客が平野支配人に「女子トイレはどこですか？」と聴いていた所。「こっちみたいですよ」と対応していた。
○あなたが平野秀朗だとは分かって無い人が。
◎リスナーではない人。入り口で「いらっしゃいませ」と言っていたから、スタッフだと思われた。支配人らしくない対応。
◎にぎやかな中で、映画も上映。入れ替え時間10分くらい。一言だけ、ご挨拶させていただいた。
◎セルシーシアター。非情にいい音響。ドルビー。スクリーンも座席も。音まわりも見たら、良好。再発見した方も多かったのでは。
◎また、何かやりましょう、という話も。
◎そして、わらじ屋。ありがとうございます。行かせていただいた。社長さんも出てきて。
◎僕は何もつけないのが好き。いろんなバリエーションも。劇場の人も、久しぶりだったり、初めてだったり。
◎うちの子供、汽車が走って、ケーキを運んで来るのが好きだった。その子がここで焼いてる。時代の流れですねえ。
◎手作りのイベント。暖かい雰囲気。わらじ屋の中にも「アシッド映画館」と書いてくれていた。
○ありがたい。うれしかった。もし良かったら、定期的にやりません？
◎番組の広報活動の一環。少しでもお役に立てれば。
◎番組聞いて来てくれた方以外に、普段の会員の方、たまたまの方も。
◎メールが来てる。
○『ヘドウィグ』楽しみ。『少林サッカー』が先だったので、子供たちや家族連れ。2本立て知ってるの？大丈夫？と、心配していた。が、『少林』が終わったら、とっとと出て行って、ホッとした。子供たちの勘違い。「少林寺サッカー！」と言っていた。練習試合で「パンツの交換かな？」なんて純粋な。たこ焼き割引券。『ヘドウィグ』を見た後は大阪な雰囲気ではなかったので、後日使わせてもらいます。中華街で食べた五目野菜春巻は最高！
◎五目野菜春巻の社長さん聞いてますか！
○誰だか分からない。
◎いい体験。まわりの人たちの雰囲気。
○町の映画館の雰囲気。
◎僕なんかも『ゴジラ』とか観るとき。大阪まで行かれへん。近所に来るなら。
○私の友達。池田の商店街の映画館。子供たちがよく来る。『ドラえもん』。席が無いとき、係りの人が通路にパイプ椅子を置いてくれる。
◎素晴らしい。確認してないけど、セルシーシアターと同じ系列。
○「いいねんで」言うてた。
◎シネコンには無い暖かさ。
◎また機会があったらやりたいし、たくさんの人にきて欲しい。
■『ボウリング・フォー・コロンバイン』
◎このタイミングで観ることが、非常に有意義。不幸なことではあるが。
◎カンヌ映画祭で20分にわたるスタンディング・オベーション。デビッド・リンチが「素晴らしい！」カンヌ史上初の特別賞を作って急遽賞を与えた。
◎すごい映画だという情報。
◎東京で、連日満員。
○みんな注目。
◎満を持して、関西での公開。
◎とにかく、目からウロコが落ちる。ボロボロと落ちていく。
◎ドキュメンタリーなんで、ニュース映像を多用。ブッシュ大統領の、ものの見方。どんなことをしてきて、何をしようとしているのか。
◎監督マイケル・ムーア、声高に「いかがなものか！？」と叫ぶのではなく、常に「これって、おかしいと思うんやけど、どやねん？」と問い掛けてくる。
◎途中で、サウス・パーク風のアニメ「アメリカはどうやってできたか」を観た。初めて知った事実ではないが、「参りました！」と言いそうになった。スゴイな。
◎幸か不幸か、このタイミングで見ていただける。とにかく、すごい映画だな。
◎コロンバイン高校で起きた、トレンチコートマフィア事件。二人の生徒が12人の生徒と1人の教員を射殺。それを追跡していきながら、いろんなアメリカの病んでいる部分を描く。
◎たまたま、コロンバイン高校の事件と絡んでいった。
◎マイケル・ムーア、テレビの番組なんかも撮っている。その中でアイデアが浮かんで映画を作ろうと思った。
◎『サウス・パーク』の作者もコロンバイン高校の出身。原作者マット・ストーン、怒りのハケ口をたまたまアニメに向けたけど、事件を起こした高校生たちは銃だったのでは。
◎コロンバイン高校のバックグラウンドが明らかになってくる。どんな町で、どんな高校で。
◎一回、ダメな烙印を押されると、それを吹き飛ばせない雰囲気。失格者と言いつづけられる。
○そんな環境なの？
◎事件とアメリカを結び付けていく目線。
◎上映時間中の8割は「スゴイ！参った！なるほど！そうだったのか」。
◎だけど1点だけ解せないところがある。「どうかな？」と思うところ。
◎全米ライフル協会。チャールトン・ヘストンの所にアポ無しで乗り込んでいく。
◎コロンバインの事件で車椅子生活になった被害者と、スーパーマーケットの本社に乗り込んでいく。これは「どやねん？」
◎アポ無し。最初は窓口へ。あたふた。カメラ回ってるし。めっちゃリアル。
◎いろんな見方があると思うけど、僕にしては、これもカメラを使った暴力なのでは？という気がした。
◎スーパーマーケット側に立ったとすると、説明できないくらい申し訳ない雰囲気。あたふたするし。
◎この一点だけ、どうしても引っかかる。ドキュメンタリーと言えどもメディア。アポ無しの面白さもあるだろうけど、いい面も悪い面もある。
◎普通にテレビ番組でオッサンのところに急に来られたら、オッサンは「何すんねん！」と怒る。
◎ご飯食べてるところへカメラが来て、怒る。これを編集で使ったら、番組の意図とはズレてる。
◎怒ろうとして怒ったのではなく、突然来られて怒った。
◎それを感じた。
○基本的なところ。報道に携わってる人たちは、考えなければいけないところ。
○フェアーじゃないところは、フェアーじゃない。マイケル・ムーア、感情が高ぶってるのだろう。作品という意味では作品なんだろう。ドキュメンタリーと言われればつらいかな。
◎そこまでは完璧。言う通り。ごもっとも。俺は知らなかった現実。
◎銀行で口座を開く。プレゼントの景品でライフルをくれる現実。知らんやん。
○日本人としてはね。
◎これはおかしいな、と。
◎カナダでも、銃は普通に手に入れられる。でも犯罪発生率は低い。何故アメリカは？
◎メディアによる危険意識。民衆の中に強迫観念。
◎みなさんはどう思われるのか。題材が題材だけに、まじめな話になってしまったが。ご覧になって、議論できる内容。
◎僕に対する反論でもいいですし、お寄せいただきたい。
■『ピノッキオ』
◎打って変わって。180度頭を切り替えて。
◎詳しい情報を知らないで、完成披露試写会で観た。
◎ロベルト・ベニーニ、『ライフ・イズ・ビューティフル』以来。満を持して撮った。
◎始まる前に、ベニーニから日本の皆さんへのメッセージ。文章で。「私は50歳。ゼペット爺さんを演じられる年齢。でも、敢えてピノッキオを演じた。映画が始まって10秒後、私をピノッキオとして感じていただけるでしょう」
◎おー、と思い、観始める。来た来た来た。
◎爺さんが「ついに出来たぞ！お前は今日からピノッキオだ」カメラが寄って行って「おじいちゃーん」と、はしゃぐベニーニ。ホラー映画かこれは！？身の毛のよだつ雰囲気。
○まったくピノッキオと感じられなかったわけね。
◎そこにいるのは、白塗りしたロベルト・ベニーニ。うかれているロベルト・ベニーニ。
◎『ライフ・イズ・ビューティフル』のとき、戦争で心がすさんでいる。でも、子供には夢を与えよう。子供のために、はしゃぐロベルト・ベニーニ。
◎イタリアのコメディアン。外国の喜劇人。オペラの延長。デフォルメ。
◎『ライフ・イズ・ビューティフル』のときはそのはしゃぎ方が心を打った。そういう状況なのに、はしゃいでいるお父さん。
○お父さん。
◎だから、悲しい。感動を誘う。
◎でも、今回は。ピノッキオちゃうやん。ロベルト・ベニーニやん。観ていくと、さらに引いていく。さっぶー！
○無理あるよなあ。どう考えても。
◎やってることは同じなんだけど、恐怖。それ、ピノッキオちゃうやん。ロベルト・ベニーニやん。
◎子供はどうなんだろう？『ロード・オブ・ザ・リング』『ハリー・ポッター』の中で。子供のリアクションは見ていないけど。入り込めなさそう。誰に向けて作った映画？大人が引く。
○引くっていうか、入り込めないでしょう。
◎ドラえもん、しんちゃんは笑えるけど。大の大人が白塗りして。おっちゃんやで。誰のために作った映画なんだろう。
○本人が、コスプレやりたかったんちゃう。
◎で、妖精が出てくる。「いい子にしていたら、いつか人間になれますよ」アニメでも心打たれた。それを演じてるのが、『ライフ・イズ・ビューティフル』にも出ていた、実の奥さん。
◎子供たちのためにがんばっているお父さんを見て、私もがんばるから、というニコレッタ・ブラスキ。
◎妖精のカッコ。ビラビラの服を着て「立派な人間に変えてあげます」と言えば言うほど。夫婦だと分かってるから。これまた、引いてまう。夫婦コスプレ大会か。
◎観てて、ピノッキオが分かってることを失敗する。お前らアホか。
○気にしいや。
◎おっそろしい映画。
○ピノッキオってイタリアなんや。ちっちゃいとき、嫌いで。メールにもあったけど。なんで同じ失敗するの。
◎もともとね。終わってるがな。
◎親方にだまされて。何でやねん？イライラするのわかる。原作に忠実に描く。えええ？て思う。
○その意味では面白いかも。
◎フェリーニ「君はピノキオだ。映画化するんだったら、君をピノキオで」遺言のように。
◎フェリーニが作ってたらまた違ったかも知れないけど。家族でやってたら、アカンで。
○多分、フェリーニが言ってた頃は若かった。この年になってやったらアカンやろ。若いときならまだ・・・。
◎ただ、イタリアで爆発的ヒット。イタリアの感覚ってどうなの？
○どうなんやろ？日本でめちゃくちゃ人気があるコメディアンが、ピノキオを演じるようなもんかな。
◎志村けんとか？
○えええ(笑)？ナイナイの岡村君とか。
◎志村けんがピノキオやって、関係のあったオネエチャンが妖精役をやってるイメージか。家でやっとけよ。
○ある意味、面白い。
◎きわもの。『リング』を観にいく感じで。「怖いらしいで」
◎イタリア史上最大のヒット。いかがなものかイタリア。
■一曲
◎ジェームス・ブラウン。『タキシード』にも出てくる。
○一緒にステージに。
◎J.B.気絶する。スーパータキシードのダンスモードでJ.B.のように踊れる。どやねん？
◎ピノキオ並に「あたたたた」
○「あそこのダンスが一番難しかった」とジャッキー言ってました。
◎(笑)
■第75回アカデミー賞予想
◎予定通り行われることを祈りつつ、アカデミー賞の予想。主要部門。来週は授賞式の模様を。
■主演作品賞。
○ま、『シカゴ』かな。『戦場のピアニスト』は反戦ムードだったらあるだろうけど、今は無いな。
◎僕も『シカゴ』。ミラマックス、ここんとこアカンかったので、大プロモーション。暗いニュースの中、エンターテイメントをプッシュ。
◎意外だったのは、『ギャング・オブ・ニューヨーク』の健闘。興行的にも感想的にもさほど。9.11、ニューヨークへの想いが込められていたんだろう。
◎幸いなのは、5作品全部観ている。その中で思うのは『シカゴ』かな、と。
■主演男優賞
○ジャック・ニコルソンかな。観てないけど。
◎僕も。もう、ええやろ、と思いつつ。観たけど、イイ。
◎エイドリアン・ブロディと一騎打ちかな。
◎ダニエル・デイ・ルイスも良かったけど。靴職人から復帰して、いきなりこれか！ってのはあるが。
◎主役はあんたちゃうやろ。ディカプリアやろ。という意見も。このノミネートには、きな臭いものを感じる。
◎そんな中、ジャック・ニコルソン。『アバウト・シュミット』にビックリ。素晴らしい。
○これ取ったら史上初3度目。
◎『アバウト・シュミット』男はすごいイイというけど、女の人は「どこが面白いの？」
◎それで、『めぐり逢う時間たち』を観た男性、「何これ？」観た女性は号泣。
○一部の人でしょうけどね。
◎鳥居さんは、かなり男性にちかいんだな。
○泣きはしない。心に傷を持つ人多いんやね。
◎男性が推す『アバウト・シュミット』女性が推す『めぐり逢う時間たち』
■主演女優賞
○ニコール・キッドマンにあげたい。レニー・ゼルウィガーが取る気がする。基本的にレニー・ゼルウィガーが生理的にキライ。演技はうまいけど。
◎男に同意を求めてる感じでしょ。わかるわ。僕も生理的にキライ。演技もあるよ。計算してなさそうで、計算してる感じ。無垢なイメージはあるけど。『ブリジット・ジョーンズ』
◎僕も、取るのはレニーかな、と思いつつ、ダイアン・レイン。
○(笑)乗りますか？演技は素晴らしかったですよ。作品はキライだけど。
◎超ダークホース。
■助演男優賞
○全然分かりません。誰が取っててもいいんちゃう。
◎僕は消去法。『アダプテーション』クリス・クーパー観てないんですが。
◎『めぐり逢う時間たち』エド・ハリス、普通やった。
◎『シカゴ』ジョン・C・ライリー。最近注目はされてるけど、最優秀チョイ役賞ならともかく。
◎『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』クリストファー・ウォーケン、それほどでも。
◎ポール・ニューマンかな。1回賞取ってるけど。『ハスラー』の時に名誉賞的に取ったけど。消去法で言ったら。派手に宣伝できるし。ジョン・C・ライリーなんか、名前聞いても。
○顔も地味やもんなあ。
■助演女優賞
○キャサリン・ゼタ・ジョーンズ。素晴らしい。
◎僕は、同じく『シカゴ』からクイーン・ラティファ。
○なんでやねん？(笑)助演女優賞なほどの演技やなかった。
◎存在感。
○体が大きい。
◎ゼタ=ジョーンズが汗かいてがんばる分、クイーン・ラティファの女性署長には、一言一言の存在感。
■監督賞
○消去法みたいな感じ。『めぐり逢う時間たち』は無い。ポランスキーも無いでしょう。『トーク・トゥー・ハー』観てない。スコセッシ。やっぱりロブ・マーシャルか。
◎僕もロブ・マーシャルだと思いますが、スコセッシに名誉賞として票が傾くかも。『ギャング・オブ・ニューヨーク』はヌルイヌルイので、腕としても『シカゴ』のロブ・マーシャル。
■長編アニメーション部門
○宮崎さんが「行かない」と言ったということは・・・。
◎報道でも出てたけど、『リロステ』のプロモーション。ディズニーが取らせようとしてる。ここは『リロステ』
○希望は『千と千尋』だけど。
◎ちなみに『頭山』。短編アニメーション賞は取るかも。落語の話。世界的に誰でも分かる話。世界共通。賞を取る可能性あり。
◎結果はどうなるのか。来週の放送を楽しみに。
◎レンタル映画館、諸般の事情で延期。『7年目の浮気』。まだまだ、お便りお待ちしています。
○諸般の事情って、先生が見れてないだけ。
◎プレゼント。『デアデビル』試写会。
○来た！
◎来たよー。ベン・アフレック。
○影薄い(笑)
◎どれだけがんばっても(笑)
◎ＡＢＣラジオのホームページからも、メールを送れるようになっている。
◎ハリウッド・スキャンダル的なニュースとしては、日本製のソフトのリメイク。『ルパン三世』に引き続き。
◎『Shall we ダンス？』『七人の侍』
◎『Shall we ダンス？』は前からやるやるという話があったが、途中で止まっていた。『リング』のヒットを受けて、早いもん勝ち状態。
◎「あれあれ、あったやん、あの企画。これこれ。ツバつけた。決定！誰で行こう？『シカゴ』でパンツ一丁で踊ってたリチャード・ギアで行こう。相手役は？ジュリア・ロバーツ？だめだめ。『プリティ・ウーマン』の二番煎じになる。ジェニファー・ロペス？。行っとこ」てな感じ。
○キャスティング決まってるんや。
◎ミラマックス。『シカゴ』の勢い。ひょっとしたら、ミュージックになるかも。
○まあ、ふたり踊れるから。
◎アメコミでも一緒。『スパイダーマン』から。行っとけ状態。
◎ハリウッドも病んでるな。
◎『スパイダーマン』のトビー・マグワイヤ、降板するかもというニュースも。
◎なんとなく、病んでいるアメリカ。アカデミー賞が無事行われることを祈りつつ。