コンピュータ使用暦

8ビット時代のBASICから、いきなりUNIXに行き、それからWindows95に入ったので、DOSやWindows3.1の時代を知りません(＾＾;)。ふりかえって文章を書いてみました(1999.2.20)。

• パソコンを仕事に使っている人のお下がりをもらい、パソコンに興味を持つ。最初にもらったものは、APPLE][の6K整数BASIC。ディスプレイはグリーンディスプレイ。外部記憶装置はカセットデッキ「ピー、ガガガガー」。ブロック崩しをやるようなアナログのパッドがついてました。BASICは名前の通り、整数しかつかえません。グラフィックは80×48ドットくらい。カラーは16色くらい出たかな。テレビのビデオ入力につないでカラーが出るのを確認しました。『アップル操縦法』という本も一緒にもらい、そこに書いてあるプログラムを打ち込むと細かいグラフィック(320×192ドット、8色くらい)が出来て、「おお、すげえ」と思う。CPUは6502。マシン語を使えばもっといろいろなことが出きるのを知るが、そこまではのめり込まなかった。
• この頃、テレビ番組「パソコンサンデー」を見る。講師にDr.パソコン宮永義道氏(1999年1月に亡くなられた。ご冥福をお祈りします)。近くのパソコンショップに講演に来られたのを見に行く。テキストのプレゼントに応募して当たる。パソコンはSHARPの物なので余り使えず。近所の文房具屋にMZ-2000があり、勝手に打ちこんだりしていた。NHKでも「パソコン入門」を放送。テキストも購入。PC-8001だったが、LOGOのところは「NHK」となっていた。
• 次にもらったパソコンがPC-8001。160×96ドット、8色だったかのグラフィック。メモリが16KB(!)。BASICでプログラムを組むことを覚える。この頃、雑誌『マイコンBASICマガジン』に興味を持つ。素人が投稿したゲームなどのプログラムが掲載されていた雑誌。見て打ちこんだものだ。マシン語のやつも苦労して打ちこんだことも会った。マシン語のやつと言えば、雑誌「I/O」。チェックサムプログラムや、入力補助のプログラムなんてのもあったなあ(テンキーでA〜Fが打ちこめたりするやつ)。8001はmk2が出てグラフィックが細かくなったりした。Pioも買ったな。
• 続いてPC-6001ももらった。パピコン。PSGで3重和音が出た。いろんなのを打ちこむ。エンベローブを変えて音色を変えたつもりになる。グラフィックも320×200で8色くらいだったかな。キーボードが長方形。打ちこむときの音が「ぽっぽっぽっ」。『ゲームセンター嵐』の作者すがやみつる氏が書いたPC-6001を対象にしたパソコン入門本を買った覚えがある。PC-6001は従兄弟に渡っていった。6001はmk2が出てしゃべるようになったり、6601が出てテレビとスーパーインポーズが出来たりするようになっていった。武田鉄也がCMをやっていた。
• 続いてPC-8801ももらう。5インチフロッピーディスクドライブも一緒に。初めてフロッピーと言うものを使う。2DDで640KBだったかな。グラフィックは640×200ドットで8色。BASICでプログラムを組む。続いてなぜかPC-8801mk2ももらってしまったので、PC-8801は押入れの中に。mk2は5インチフロッピー内臓。
• この頃、使わなくなっていたPC-8001でPCG(プログラマブル・キャラクター・ジェネレータ)が使えることを知り、I/Oの売ります・買いますコーナーで募集し、中古で購入。一緒にもらったゲームにはまる(パックマンとか)。PC-8001では他にクイズダービーのゲームにもはまった。
• 高校のとき、パソコン部に入る。上の先輩は誰もいない。1年生が5人だけ。なぜか、FM-11があったがOSのディスクが無くて使えず。MSXのパソコンもあった。友人がゲームを作って雑誌に載る。自分はプログラムの技量はあったという自負はあったが、アイデアが無かった。文化祭で連想ゲームの時計をパソコンで作った。
• 次にPC-9801(初代)をもらう。8インチディスクドライブだった。非常にでかくてペラペラだった。1MB。CPUは16ビット。アセンブラとか、ワープロとか、ソフトももらっていた。プリンタもUP-130Kだったか、漢字も出た。ドットインパクトプリンタ。ムチャクチャうるさく、夜中に印刷するときは布団をかぶせたもんだ(でもうるさくて怒られた)。
• 自分でもいろいろ買うようになった。ディスプレイ用にソニーのTV付きの物。テレビが見たかったのもあった(＾＾)。8ビットとアナログのRGB入力付きだった。去年(1998年)壊れてしまった。合掌。データレコーダも買った。Panasonicのだった。
• そんなこんなでパソコンに興味があったので大学も情報系に進む。いきなりUNIX。そしてCのプログラム。8ビットの時代は去っていたので、家のパソコンは押入れの隅に。学校で端末を使う日々。その間に、DOS/V、Win3.1の時代が過ぎていった。
• 大学院に進んで周りのみんながパソコンをいじっている。研究室にもパソコンが入ってくる。自分でも使えたら便利だ。奮発してGateway2000(当時)のP5-166を購入。Win95だ。これから今に至るパソコン生活が始まった。

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